理事長ご挨拶

待合室

当院は、空海ゆかりの天上寺が座される摩耶山の麓、JR摩耶駅に隣接のこの地に、2021年6月1日に移転しました。2019年には、医療法人寛仁会エスプリ ラージュ エ プレヴナンス(仏語 ESPRIT LARGE ET PRÉVENANCE)を設立し、当院は、医療法人寛仁会 吉田アーデント病院と改組しました。もとより、アーデント(英語 ARDENT)とは、医療に熱心に取り組む心 レスプリ アードン(仏語 L’ESPRIT ARDENT)を有していることを意味しています。地震や気候変動による災害に起因する健康被害、医療資源の破壊、国際化や人口動態の変遷に伴う社会や疾病構造の変化等の諸問題に向き合いながら、地域医療に少しでも貢献すべく、神戸市第二次救急病院協議会指定病院として二次救急医療に専念し、患者各位の持ち備えた生命力を高め急性疾患から持病の慢性疾患まで治癒に導けるように、熱意を持って、真摯に診療を行って参ります。

理事長・院長 吉田 寛

寛仁会の総合理念

寛仁とは、書経の一文である「克寛克仁彰信兆民( かんじんしん兆民ちょうみんあきら かにす)」より引用し、その意は寛大で思いやり深い政治を心がけ、政治に嘘、偽りのないことを、天下万民に示したとの趣旨で、殷の湯王の政治姿勢について語った言葉とされています。我々は、寛容で寛大、思いやり深い医療・看護を心がけ、地域医療に微力乍ら貢献すべく努力し、住民の皆様との信頼を結ぶべく研鑽を積んで参る所存です。

診療理念

入院室
  • 一、急性疾患については、手術等の外科的処置を含めた速やかな対応を行います。
  • 一、慢性疾患については、病因についての総合的精査を行い適切な治療法を追究し、これを実施します。
  • 一、患者各位が本来有している自然治癒力を賦活し高め、QOLを充実させるために、食事・運動・睡眠・嗜好を含めた LIFE STYLE について関与し、栄養指導・運動療法・禁煙外来等を行います。
  • 一、終末医療については、患者各位とその家族の人生観を顧慮し、最適な治療法を選択します。
  • 一、如何なる疾患についても、患者各位の健康への想いを尊重し治療法を決定します。

診療体制梗概

待合室

当院の診療体制は、阪大・京大・神大等の大学との連携を基盤とし、各々大学には、非常に実力のある秀逸した先生方がおられ、当院の主軸を担って頂いております。内科系・外科系疾患に拘わらず、専門力と総合力を駆使し、24時間体制できめ細やかな診療・対応を行っております。

診療科目

内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・神経内科・放射線科
外科・整形外科・脳神経外科・形成外科・リハビリテーション科

専門外来

糖尿病内分泌外来・皮膚科外来・感染症外来・禁煙外来・泌尿器科外来
訪問看護・人間ドック

リハビリテーション

整形外科疾患・脳神経外科.脳神経内科疾患等のリハビリテーションを
理学療法士・作業療法士を中心とし、効果的治療を行っております。

MRI・CT他放射線関係機器・超音波診断装置・各種電子内視鏡・心電計・脳波計手術室・リハビリ室・給食厨房設備・病室等什器備品を含めて、患者様の安心と安定、安全を第一とした、最新機器を導入・設置しております。

医療設備

診療体制のご案内

当院の診療体制につきご案内申し上げます。
 私が、阪大、京大、神大に研究の各階梯(大学院、研究生、大学院)の籍を置いておりましたので、三大学との連携を大切に培って参りました。各大学には、非常に実力のある秀逸した先生方がおられ、当病院の診療体制の主軸を担って頂いております。
 当病院は、神戸市第二次救急病院協議会指定病院として、その使命を果たし、二次救急医療を通して愛敬するこの地域に貢献することを主たる診療目的としております。疾患により、今困っている方の力になれるように、24時間体制で救急対応を行っております。内科系疾患、外科系疾患に関わらず、専門力と総合力を駆使し、些少ながらも超高齢化社会の二次救急医療に光芒を放てるように、診療内容の充実に、日夜渾身の努力をして参る所存です。

理事長・院長 吉田 寛

院長 吉田 寛 (救急科・総合内科)

  • 医学博士(大阪大学大学院医学系研究科修了)
  • 日本救急医学会救急科専門医
  • 日本臨床内科医会専門医
  • 日本東洋医学会漢方専門医
  • 日本糖尿病協会療養指導医
  • 日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定医
  • 日本人間ドック学会人間ドック検診専門医
  • ICD制度協議会認定感染制御医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 厚生労働省認定労働衛生コンサルタント
  • 国土交通省指定航空身体検査医 等

毛利 年一(整形外科)

1991年3月
岡山大学医学部医学科卒業
1991年6月
国立大阪南病院(現国立病院機構大阪南医療センター)整形外科研修医
1993年7月
国立呉病院(現国立病院機構呉医療センター)整形外科レジデント
1995年1月
大阪大学医学部付属病院整形外科研究生
1995年7月
大阪警察病院整形外科医員
1997年4月
市立泉佐野病院整形外科医員
2001年1月
市立伊丹病院整形外科副医長
2002年4月
市立伊丹病院整形外科医長
2008年4月
市立伊丹病院整形外科科部長兼リハビリテーション室部長
2017年4月
日本生命済生会付属日生病院整形外科部長兼救急診療センター副センター長
2018年5月
日本生命済生会日本生命病院整形外科部長兼救急診療センター副センター長
2021年7月
医療法人寛仁会 吉田アーデント病院 整形外科

■手術件数(執刀)[2025年7月現在]

総数:約5,300件
 人工関節手術(股関節・膝関節):約1,100件
 脊椎手術:約450件
 四肢骨折外傷手術:約3,800件
その他、指導医として多数の手術に従事
手術実績(2024年7月~2025年6月)
総数464件(全身麻酔)
 四肢骨折外傷手術 369件  内、人工骨頭挿入術 16件
 人工関節置換術(膝・股)50件
 脊椎手術45件

■所属学会

  • 日本整形外科学会

■認定医

  • 日本整形外科学会認定専門医

■メッセージ

下肢人工関節、脊椎、外傷を中心に豊富な手術経験があります。
また阪大関連病院で部下の手術指導もしてきました。
早期手術を心掛けております。
手術以外でも頸椎・腰椎・肩関節・股関節・膝関節・手・足の痛みでお困りのことがあればお気軽にご相談ください。

■お知らせ

この度、人工関節ドットコムに毛利医師のインタビューが掲載されました。

石井 崇大(整形外科)

■経歴

1998年、佐賀医科大学医学部卒業。同年、大阪大学大学院医学系研究科整形外科入局。
Center for Spinal Disorders, Thornton, Colorado, USA AO Spine フォローとして留学。
国立病院機構大阪南医療センターを経て、市立伊丹病院整形外科部長。
2016年、大久保病院明石脊椎外科・腰痛センター長。

■認定医

  • 日本整形外科学会認定専門医
  • 大阪大学医学博士
  • 日本脊椎脊髄病学会指導医
  • BKP(バルーンカイフォプラスティ)資格医
  • OLIF(側方椎体間固定)資格医

■手術件数 (2004年7月~2023年7月)

脊椎手術件数 約3,000件

植木 絢子(内科・糖尿病内分泌内科)

■認定医

  • 医学博士(京都大学大学院医学研究科 医学専攻博士課程修了)
  • 公衆衛生学修士 (京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻修了)
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本糖尿病学会糖尿病専門医

他に京都大学から伯田医師、瀬野医師のお二人に診療に加わって頂いております。

勤務医関連大学

〔大阪大学関連〕

救急科・整形外科・脳神経外科・循環器内科・内科・リハビリテーション科・麻酔科

〔京都大学関連〕

糖尿病内分泌内科・神経内科・呼吸器内科・放射線科・感染症科・皮膚科

〔神戸大学関連〕

外科・消化器内科・形成外科・脳神経外科・麻酔科・泌尿器科

外来診療ついて

全科総合診療について

院長診を全科総合で、月~金の午前・午後診、土曜日の午後診に行っております。 予約不要ですが、公職や学会参加などで休診や時間変更となる場合がございますので、あらかじめ電話でご確認ください。診察時間以外も必要に応じて対応いたします。

 
午前診
9:00-12:00
午後診
14:00-17:00
 

整形外科診療について

整形外科の診察を月~土の午前診(木曜日午前診察は、脊椎専門)と木曜日の午後診で行います。予約不要ですが、手術などにより診察時間が変更になることがありますので、あらかじめ電話でご確認ください。

 
午前診
9:00-12:00
午後診
14:00-17:00
     
(第2・4週)
   

糖尿病内分泌内科について

糖尿病内分泌内科の診察は毎週水曜日の午前診と、毎週土曜日の午前診で行っております。生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病)や副腎疾患・甲状腺疾患を重点的に診察しております。予約不要ですが、休診や担当医が変更になることがありますので、あらかじめ電話でご確認ください。

 
午前診
9:00-12:00
       
午後診
14:00-17:00
           

神経内科について

毎週火曜日・金曜日の午前に神経内科の診察を行っております。 パーキンソン病・PSP(進行性核上性麻痺)・認知症・ボトックス投与などの治療を行っております。予約不要ですが診察日時が変更になることがありますので、あらかじめ電話でご確認ください。

 
午前診
9:00-12:00
       
午後診
14:00-17:00
           

形成外科診療について

毎月第1・3週木曜日の午後に形成外科の診察を行っております。 きずの縫合・傷跡修正の外傷治療などの診察を行っております。 予約不要ですが、診察時間が変更になる可能性がありますので、あらかじめ電話でご確認ください。

 
午前診
9:00-12:00
           
午後診
14:00-17:00
         

※毛利医師が緊急手術を行う場合があるため午前の診療時間が変更になることがありますのでご了承ください。代診は院長が行います。

外国語対応

英語・中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語での言語対応を行っております。(事前にお問い合わせください)

告示・指定

  • 救急告示病院・労災・生保・原爆・公害
  • 第二次救急病院協議会指定病院
  • 全日本病院協会人間ドック実施指定施設
  • 国土交通省指定航空身体検査機関
  • 厚生労働省認定労働衛生コンサルタント機関
  • 一般病床80床

施設基準・院内掲示

当院は、厚生労働大臣に定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

入院基本料について

4階病棟では1日に看護職員(看護師・准看護師)15人以上、看護補助者8人以上が勤務しております。
時間帯毎の配置は次のとおりです。

  • 9時~17時→看護職員1人当り受持ち数は5人以内
  • 17時~9時→看護職員1人当り受持ち数は20人以内
    また、5人以上の看護補助者が勤務しております。
  • 9時~17時→看護補助者1人当り受持ち数10人以内
  • 17時~9時→看護補助者1人当り受持ち数は40人以内

5階病棟では1日に看護職員(看護師・准看護師)13人以上、看護補助者7人以上が勤務しております。
時間帯毎の配置は次のとおりです。

  • 9時~17時→看護職員1人当り受持ち数は5人以内
  • 17時~9時→看護職員1人当り受持ち数は20人以内
    また、5人以上の看護補助者が勤務しております。
  • 9時~17時→看護補助者1人当り受持ち数10人以内
  • 17時~9時→看護補助者1人当り受持ち数は40人以内

施設基準等の届け

基本診療科

  • 一般病棟入院基本料(急性期一般入院基本料4・24床)
  • 地域包括ケア入院医療管理料2 (4階病棟・16床)
  • 地域包括ケア入院病棟入院料2 (5階病棟・40床)
  • 救急医療管理加算
  • 診療録管理体制加算
  • 看護配置加算
  • 看護補助加算1
  • 急性期看護補助体制加算
    (25対1(看護補助者5割以上))
    (夜間看護体制加算)
    (夜間急性期看護補助体制加算(夜間50対1))
  • 療養環境加算
  • 重症者等療養環境特別加算
  • データ提出加算1・3
  • 看護職員処遇改善評価料24
  • ベースアップ加算評価料38

特掲診療料

  • 二次性骨折予防継続管理料1・2・3
  • ニコチン依存症管理料
  • 薬剤管理指導
  • CT撮影及びMRI撮影
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術
  • 「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院 
  • 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
  • 在宅がん医療総合診療料
  • 生活習慣病管理料(Ⅱ)

(胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む))
 尚、付き添い婦の許可はしておりませんのでご了承のほどお願い致します。詳細については師長までご相談ください。

食事療養について

  • 入院時食事療養(Ⅰ)
  • 食堂加算

管理栄養士により管理された食事を適時(夕食は午後6時以降)、適温で提供しております。

2024年6月より医療情報取得加算として診療報酬点数を算定します。

医療DX推進体制整備加算について

当院は医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っております。

オンライン請求を行っております。

電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しております。

電子処方箋を発行する体制を今後導入検討しております。

電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制について今後導入検討しております。
マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示を行っています。

加算点数

初診時8点(月に1回)※1点:10円

一般名処方加算

「一般名処方」とは、お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。
 当院では、患者様に適切に医薬品を提供するために、処方箋には、医薬品の「商品名」でなく、有効成分を元にした「一般名処方」を実施しています。

生活習慣病管理料(Ⅱ)

令和6年6月1日から、脂質異常症・高血圧症・糖尿病のいずれかをお持ちの方には、血圧、体重、食事、運動などに関する指導内容を記載した「療養計画書」の内容に同意のうえ、署名をいただくこととなりました。ご理解ご協力のほどお願いいたします。

初診時の問診票等による診療情報取得・活用について

吉田アーデント病院は、マイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証利用)の利用や問診票等を通じて患者さまの診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報・システム基盤整備充実加算の算定医療機関)です。

マイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証利用)を使用する利点

マイナ保険証により正確な医療情報を取得・活用することにより、質の高い医療を提供することが可能となります。

※マイナ保険証による診療情報取得に同意していただくことで、処方(当院以外の処方も含む)や直近の特定健診の結果を主治医が電子カルテで閲覧することができます。

当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報の取得・活用のためマイナ保険証のご利用をお勧めします。

  • 医療情報・システム基盤整備体制充実加算(初診時)
  • 加算1(マイナ保険証以外):4点
  • 加算2(マイナ保険証を利用し、診療情報を入手した場合):2点

当院における患者さまの個人情報の利用目的について

1. 院内での利用

  1. 患者さまに提供する医療サービス
  2. 医療保険事務
  3. 入退院等の病棟管理
  4. 会計・経理
  5. 医療事故等の報告
  6. 患者さまへの医療サービスの向上
  7. 院内医療実習への協力
  8. 医療の質の向上を目的とした院内症例研究
  9. その他、患者さまに係る管理運営業務

2. 院外への情報提供としての利用

  1. 他の病院、診療所、助産院、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携
  2. 他の医療機関等からの照会への回答
  3. 患者さまの診療のため、外部の医師等の意見・助言を求める場合
  4. 検体検査業務等の業務委託
  5. ご家族等への病状説明
  6. 保険事務の委託
  7. 審査支払機関へのレセプトの提供
  8. 審査支払機関または保険者からの照会への回答
  9. 事業者等から委託を受けた健康診断に係る、事業者等へのその結果通知
  10. 医師賠償責任保険等に係る、医療に関する専門の団体や保険会社等への相談または届出等
  11. その他、患者さまへの医療保険事務に関する利用

3. その他の利用

  1. 医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
  2. 外部監査機関への情報提供
  • 上記のうち、他の医療機関への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨を担当窓口までお申し出ください。
  • お申し出がないものについては、同意していただけたものとして取り扱わせていただきます。
  • これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更等をすることができます。

看護職員の負担軽減及び処遇の改善に関する取組事項

看護職員の負担の軽減及び処遇の改善の為、当院は看護補助者を採用し看護補助者が、チームの一員として、安全で適切に業務を遂行するために、看護補助者一人ひとりの知識・技術に加え、看護チームの理念を院内で共有することが重要であると考え、労働条件の改善、研修会等を定期的に開催しています。

  1. 時間外労働が発生しないような業務量の調整
  2. 勤務後の休日の確保
  3. 看護職員と他職種との業務分担
    • 他職種との協力により看護ケアが実践できる時間を確保する
  4. 看護補助者の配置
    • 看護補助者の夜間配置
  5. 短時間正規雇用者の看護職員の活用
  6. 多様な勤務形態の導入
  7. 妊娠・子育て中・介護中の看護職員に対する配慮
    • 夜勤・休日の減免制度
    • 半日・時間単位休暇制度
    • 所定労働時間の短縮
    • 他部署等への配置転換
  8. 夜勤従事者の増員

吉田アーデント病院における看護職員の負担軽減及び処遇改善の取り組みと計画

当院神経内科のご案内

神経内科は、平成29年から標榜科名が「脳神経内科」に変わる事が学会として正式に決まり、現在は移行期間に当たります。神経疾患を外科的に精査治療する場合は脳神経外科が、内科的に精査治療する場合は脳神経内科が担当科になります。また、精神疾患は精神科・精神神経科・神経科・心療内科等の標榜科(種々の標記法が混在しており混乱を来しています)が担当科になります。

当院の神経内科が担当する具体的な病気は脳卒中(手術適応のない脳梗塞・脳出血など)、認知症、パーキンソン病、筋委縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺(PSP)、脳炎、髄膜炎、てんかん、筋ジストロフィー、重症筋無力症、斜頸等で、具体的な症状としては、頭痛、吐き気、食欲低下、手足のしびれ、手足の麻痺、手足の震え、手足の硬直、脱力感、めまい、けいれん、意識障害、もの忘れ、歩行障害、頻回の転倒等があります。

当院では整形外科救急医療において、種々の骨折に対してほぼ一両日中に手術を施行できる体制を取っています。頻回の転倒により受傷するケースに、進行性核上性麻痺(PSP)・パーキンソン病等の神経内科的疾患が、基礎疾患として診断と治療されないままに見過ごされている事がままあります。当院の神経内科診にてこの様な疾患が初めて見つかることも多く、これらの精査加療により、繰り返す転倒のリスクを軽減し、引いては骨折の予防に於いて重要な役割を果しています。

今までに医療機関の種々の診療科で診察を受けたにもかかわらず、上記の様な症状につき明確な診断がつかずに悩んでおられる方は、是非、当院神経内科を受診され、御相談下さい。

神経内科診察日時:火曜日・金曜日の午前診(9:00~12:00)

認知症診断第一段階の認知機能検診

この度、神戸市の認知症事故救済制度及び認知症診断助成制度がスタートしました。65歳以上の神戸市民であれば、無料で認知機能検診を受けることができます。あんしんすこやかセンター等にて申込用紙を入手し、

郵送:〒650-8570(住所不要)神戸市介護保険課 診断助成係
電話:神戸市総合コールセンター 078-333-3330(年中無休 9:00~21:00)
Fax:078-322-6047
インターネット:「神戸市認知症診断」で検索

で診察券を申し込んでください。

認知症診断は
■第一段階の認知機能検診
(認知症の疑いの有無を診るための検診です)

当院は神戸市認知機能検診・認知機能精密検査実施医療機関で、上記検診検査を行っております。ご希望の方は電話078-861-0001でお申し込みください。

認知症にはアルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症・脳血管性認知症等の類型があり、神経内科専門医が神経内科的診察とCT・MRI・脳波・頸動脈エコー検査等の結果から認知症類型診断を行います。

グルタチオンの点滴治療のご案内

パーキンソン病やその類縁疾患でお悩みの方に

強い症状のため大きい障害があり、患者御本人の強い希望がある場合は、グルタチオン点滴療法も希望を与える一法になり得るかと考えます。神経内科医による症状の評価のうえ相談に応じ、治療を行います。尚、グルタチオン点滴療法は保険外診療で自由診療になりますので御了承下さい。

グルタチオンはアミノ酸が三つ連なった物質で解毒作用があり、体内に自然にあるものです。通常の保険診療でも、

慢性の肝機能障害、薬物中毒、妊娠高血圧症候群、つわり、湿疹、皮膚炎、
じんましん、肝斑、皮膚炎後の色素沈着、角膜炎、口内炎、二日酔い、

などに対して内服薬や注射にて幅広く投与されています。
また、以前から美容医療でも自由診療にて大量の点滴が広く行われております。

パーキンソン病の患者では体内のグルタチオンが減少していることが以前から知られていましたが、その病的意義は不明でした。近年、グルタチオンを大量に点滴することでパーキンソン病やその類縁疾患が劇的に改善するケースがあることが海外から報告され、すでにアメリカでは盛んに行われつつあります。そのメカニズムは不明ながら、現在日本でも開業医院・クリニックを中心に保険外診療(自由診療)として神経内科専門ではないクリニックで行うことが増えている状況です。一方で、大きな病院や神経内科外来ではほとんど行われていないのが現状で、従来の治療で効果を得られない方が自費診療にてクリニックでグルタチオン点滴を受けることも少なくありません。当院では専門医である神経内科医が治療を担当し、治療効果を評価します。通常、治療を受けた方の40~60%の方に効果があり、点滴直後から歩行障害にも劇的な効果がある方もおられますし、効果のみられない場合もあると言われています。

一回の点滴の量について、日本での平均的な推奨使用量は4倍から始めて8倍ぐらいまで、約30分の点滴で週に2回、が標準的です。(ちなみに、アメリカでは日本に比べ最大で約15倍までされております)患者さんの体調や都合によって適宜回数と投与期間を調整します。従来のパーキンソン病治療と平行して行うことができます。

最近のパーキンソン病治療のトピックスとして、患者さんの治療の選択肢を広げる目的で当院でも導入することになりました。副作用は極めて少なく、重篤なものはないとされております。この治療法が、パーキンソン病やその類縁疾患に悩む方への新たな光明になることを願ってやみません。
ご希望の方は電話でお問い合わせ下さい。

ボトックス治療のご案内

ボトックス治療とは

当院では、脳卒中の後遺症の痙縮など下記の症状に対して、ボトックス治療を行っております。
 脳卒中の後遺症、頭部外傷、脊椎損傷などが原因で、運動障害の一つに痙縮という症状があります。
 痙縮とは筋肉が緊張しすぎて、手足が動かしにくい、勝手に動いてしまう状態のことです。痙縮では、手指が握ったままとなり開こうとしても開きにくい、肘が曲がる、足先が足の裏側のほうに曲がってしまうなどの症状がみられます。痙縮による姿勢異常が長く続くと、筋肉が固まって関節の運動が制限され(これを拘縮といいます)、日常生活に支障が生じてしまいます。また、痙縮がリハビリテーションの障害となることもあるので、痙縮に対する治療が必要となります。
 ボトックス治療とは、ボツリヌス菌が作り出す天然のたんぱく質(ボツリヌストキシン)を成分とする薬を筋肉内に注射する治療法です。ボツリヌストキシンには、筋肉を緊張させている神経の働きを抑える作用があります。

このような効果が期待できます

ボトックスの治療を受けることでこのような効果が期待できます。効果の持続は3ヵ月から6ヵ月程度で、1回注射すればそれで終わりの治療法ではなく年に数回繰り返し施注することが必要です。

  • 介護の負担が軽くなります
  • 痛みをやわらげます
  • 手足が動かし易くなる
  • 関節が固まって動きにくくなったり変形するのを防ぎます
  • リハビリテーションがしやすくなります
  • 日常生活がしやすくなります

ボトックス治療の費用は?

当院で行う上肢・下肢などの痙縮の治療は保険が適用されます。1割~3割負担で治療が受けられます。注射を行う部位や、範囲によって費用が異なります。詳しくは当院の受付へご相談下さい。

ボトックス治療の流れ

目標とする筋肉の数ヶ所に細い針で筋肉注射をします。1回の治療は15分~30分程度です。
 ボトックス治療の効果は、注射後2~3日目から徐々にあらわれ、通常3~4ヵ月間持続します。
その後効果は徐々に消えてしまうので、治療を続ける場合には、年に数回注射を受けることになります。

【治療スケジュール例】

ボトックス治療に副作用はあるの?

ボトックス治療では、ボツリヌストキシンを有効成分とするお薬を用います。ボツリヌストキシンとはボツリヌス菌が作り出す天然のたんぱく質です。
ボツリヌス菌そのものを注射するわけではありませんので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。
 ボトックス治療を受けた後に副作用として次のような症状があらわれることがあります。これらの症状は多くが一時的なものですが、症状があらわれた場合には医師に相談してください。

  • 注射部位が腫れる
  • 赤くなる
  • 痛みを感じる
  • 体がだるくなる

ご希望の方は、当院神経内科を受診され、ご相談下さい。

神経内科診察日時:火曜日・金曜日の午前診(9:00~12:00)


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